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谷翔平選手で有名になったマンダラチャート(正式には原田メソッドOPEN WINDOW64)は、金剛界曼荼羅をベースにしています。

今回は金剛界曼荼羅の表す世界観と目標達成に活かす方法について説明します。
もちろん金剛界曼荼羅自体を深く理解しようと思うと大変ですので、真ん中の5人の如来(五智如来)にポイントを絞って説明します。

金剛界曼荼羅は全宇宙の知恵の源であり、宇宙そのもの真理そのものである大日如来になるためのステップを表しています。
金剛というのはダイヤモンドを指しています。
つまり金剛界曼荼羅は、すべての根本である究極の仏=大日如来になるためのダイヤモンドのような硬い揺るぎない鉄則という意味です。
如来いうのは「既に悟りに至った仏」です。
それとよく似た存在に菩薩がありますが、菩薩は「悟りに至る修行をしている仏」です。
つまり、菩薩を卒業して究極の悟りを得た仏が如来なのです。

れでは究極の悟りを得た五人の如来、五智如来に沿ってそのステップを見て行きましょう。

先ず一人目の阿閦如来は、あなたに「仏になるという決意を固めなさい」と語り掛けます。
そして、あなたが決意を固めるまで、あなたの決意を邪魔する様々な誘惑を結界を張って守ってくれています。


二人目の宝生如来は「仏になる決意を固めたあなたは、それだけで宝のような人です」と言って自己肯定感を高めてくれています。
仏教には「知足」という言葉があります。
足るを知る、つまり足りないものに注目するのではなく、既に持っているものに注目するという意味です。
現代の日本人は自己肯定感が低いと言われています。
それは、足りないものに注目し過ぎるからです。
幸せになるのではなく、すでに幸せであることに気づくというのが仏教的な考え方です。

三人目は阿弥陀如来です。
阿弥陀如来は妙見察知、つまりよく見て理解を深めることを促します。
人間一人一人は同じ人はいません。
大日如来になるには、自分のことをよく見て、強みや弱みをよく理解することが必要です。

そして四人目の不空成就如来は「ここまで来たら後は修行を続けるだけ。
大日如来になれるまで私が一緒に伴走します。」とあなたを励ましてくれています。

れを現代風にまとめると、目標を達成した姿を大日如来が表し、目標を達成するために四人の如来がそれぞれ「目標達成の決意を固める」「自己肯定感を高める」「自分の強み弱みを知る」「目標達成まで努力し続ける」ことをサポートしてくれているのです。
これこそまさにコーチです。

なたには、五智如来のような素敵なコーチはいますか?

あなたには、五智如来のような素敵なコーチはいますか?