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なさんはマンガ「アオアシ」を知っていますか?
ビッグコミックスピリッツ連載の、サッカーJリーグのユースチームを舞台に、高校1年生の主人公、青井葦人(アオイアシト)を含めた高校世代の選手たちの成長をテーマにした漫画です。

サブ主人公と言ってもいい福田達也監督は、コーチングを使って選手が自分で考える指導をしていて、コーチングとティーチングをきちんと使い分けている初めてのサッカーマンガとして、連載開始からドハマリしていました。

そのアオアシが、とうとう6月23日で最終回を迎えてしまいました。

最終回で福田監督は選手たちに、「自分が、これから『育つ者』であることを、心から信じて欲しい。そうすれば俺は、いくらでもお前たちを導いてやれる」と話しかけます。

この言葉を聞いて鳥肌が立ちました。
それは真言密教の世界観と同じだからです。


言密教は、努力すれば人間は誰でも今生きているこの世で仏になれる(即身成仏)というのが特徴です。

福田監督が現役時代にスペインで活躍して、日本人でも世界で通用する姿を見せたように、空海はたくさんの奇跡を見せることで生きたまま仏になれることを自ら証明しました。

「自分は『仏になれる者』だと心から信じて欲しい。そうすれば私(空海)はいくらでもみんなを仏になれるように導いてやれる」という空海の言葉が聞こえた気がしえて、福田監督と空海がダブって見えました。

の導きのメソッドが、金剛界曼荼羅と胎蔵界曼荼羅です。
(詳しくはVol.2「曼陀羅と目標設定」、Vol.3「曼陀羅とモチベーション」を読んでください)
メソッドを理解して、実践して、そこで自ら掴んだ答えこそが成長のカギなのです。

私も育つ者であることを信じ続けたいと思います。

あなたには、五智如来のような素敵なコーチはいますか?